日本エコツーリズム協会(JES) 推奨制度 | ||||
グッドエコツアー チェックリスト | ||||
事業者名:くまの体験企画 | ||||
ツアー名:初めての熊野古道「熊野古道伊勢路・馬越峠エコツアー 〜美しい石畳の古道を歩く〜」 | ||||
番号 | 楽しく、質の高いツアーを! | 条件 | Check | |
1 | ツアーには、専門的知識を有するガイドが同行します。 | 必須 | ○ | |
熊野古道語り部、熊野古道ガイド、町づくりの関係者、郷土史研究家、熊野セラピスト、世界遺産マスター、自然体験インストラクターなどの地域活動を続けている人物がガイドをしています。 | ||||
2 | 対象者の興味や体力などに配慮して、ツアーを行っています。 | 必須 | ○ | |
個人貸切りのエコツアーで、参加者に合せたきめ細かい配慮と臨機応変な対応をしています。 | ||||
3 | 参加者の発見、感動、楽しみを引き出す工夫をしています。 | 必須 | ○ | |
自然から生まれた熊野信仰、旅人が歩き続けた熊野古道、旅人を受け入れてきた郷土の歴史、そこに育まれた独特の熊野文化といった、熊野古道本来の良さ(精神性)を感じ取る内容です。 | ||||
4 | プログラムのテーマあるいはねらいが明確です。 | 必須 | ○ | |
いにしえの旅人の気持ちになって歩くことで自分自身を見つめ直すきっかけを作ることがねらいです。 | ||||
5 | ツアーは、障害者も参加可能な仕組みをとっています(障害の内容やしくみについて具体的にご記入下さい)。 | △ | ||
熊野古道は身障者が旅した道でもあります。歩くことが可能な方であれば出来る限りの対応をしています。 | ||||
6 | アンケート等を行い、参加者の意見をツアーに反映しています。 | ○ | ||
参加者とは基本的にメールでのやりとりをしています。感想を聞くメールを送信し、許可をいただければホームページのツアーレポートに掲載を行っています。 | ||||
番号 | 参加者が安心できるツアーを! | 条件 | Check | |
7 | ツアー中の事故などをカバーする保険に入っています。 | 必須 | ○ | |
ジェイアイ傷害火災保険の傷害保険と賠償責任保険に加入しています。 | ||||
8 | 救命救急法のトレーニングを受けたガイドが同行します。 | 必須 | ○ | |
赤十字救急法救急員の有資格者または熊野古道語り部講習で行われる救急講習会を受講したガイドが同行します。 | ||||
9 | 事故などへの緊急対応がマニュアル化されています。 | 必須 | ○ | |
熊野古道語り部が行う緊急対応をしています。他の熊野古道と比較して救急隊が来やすく携帯電話の繋がる場所でツアーを行っています。 | ||||
10 | 天候による予定の変更が準備されており(判断基準の明確化など)、利用者にもその旨が伝えられています。 | ○ | ||
警報発令・集中豪雨・通行止め・災害等は中止。雨天時の注意・持ち物・代換プランの通達を行っています。 | ||||
番号 | 資源を守るツアーを! | 条件 | Check | |
11 | 参加者に対して、地域や自然環境への配慮を促す説明等を行っています。 | 必須 | ○ | |
熊野古道周辺が私有地でであること、保全活動の内容や方法などの解説を行っています。 | ||||
12 | フィールドでのゴミの持ち帰り及び排泄物の適切な処理を行っています。 | 必須 | ○ | |
ゴミの持ち帰りはもちろん、トイレの場所の案内、やむをえない場合は携帯トイレを使用しています。 | ||||
13 | 資源保全のためのガイドラインを自主的に設定し(もしくは既存のガイドラインを取り入れ)、遵守しています。 | 必須 | ○ | |
熊野古道は地域ボランティアによる保全活動が行われています。これを解説することで参加者が自然と配慮出来るように促しています。 | ||||
14 | フィールド特性に合わせた人数制限を行っています。 | ○ | ||
7名までの少人数制です。 | ||||
15 | 環境調査(社会調査、自然調査)を行いツアーに反映しています。 | ○ | ||
ガイドは熊野学や郷土史などの研究者であり、保全活動ボランティアも行っています。 | ||||
16 | ツアー参加費の一部が地域や自然の保全資金として使用されています。 | △ | ||
ガイドは保全活動のボランティアも行っています。 | ||||
番号 | 地域に貢献するツアーを! | 条件 | Check | |
17 | 地域の歴史や文化、生活などについての情報提供を行っています。 | 必須 | ○ | |
熊野の自然、歴史、文化に関する解説が基本のガイド内容です。 | ||||
18 | 地元資本の観光事業者(食事・宿泊・交通等)の利用を促進しています。 | 必須 | ○ | |
地産地消弁当の手配を行い、公共交通機関の利用をしています。地元飲食店や宿泊施設のPRも行っています。 | ||||
19 | ツアー中に地場特産品の紹介が行われています。 | ○ | ||
「尾鷲ひのき」の森を通るコースであることから製品を参加記念品にしています。地場産業の解説や小売店の紹介も行っています。 | ||||
20 | ツアーの企画・実施にあたって、地域住民の参画があります。 | ○ | ||
地元NPOの手作り製品を参加記念品にしています。地域ボランティアのアンテナショップを行程に入れています。 | ||||
2004年に熊野古道が世界遺産になり団体バスツアーが多く訪れていますが、小さな町や小さな商店では対応が難しく「古道客は地元と関係ない」が定説になっています。また、観光PRが行政区分化されていることから古道客にとって非常にわかりづらい状況が続き、熊野古道本来の良さも伝わりにくくなっています。 地域を巻き込んだツアーの企画、区分を越えた民間同士の連携等をとおして、これらの地域課題を解決したいと考え、くまの体験企画を立ち上げ活動しています。 |
||||